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【News】東海新報コラム:人道面から金王朝を崩壊させるべき [北朝鮮News]

東海新報 コラム > 世迷言 ☆★☆★2006年04月13日付
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi
 いかに難攻不落な要塞でも、籠城には勝ち目がない。いずれ兵糧は尽きる。士気は落ちる。攻略する側は矢が届かぬあたりで酒盛りでもし、気勢を上げていればいい

▼北朝鮮がいま置かれている立場はまさに、孤城に引きこもっている状態だろう。まだ城内から白旗を掲げた使者は出てこないが、城内では「座して死を待つか、打って出るか」と口角泡を飛ばしての鳩首協議が行われているのではないか

▼六カ国協議の膠着にしびれを切らした米国が、ついに実力を行使、マカオにある北の資金窓口を締め上げた。麻薬取引や偽ドル流通などのマネーロンダリング(資金洗浄)に使われていた水栓を止められたのだから、その打撃は大きく、以後北の悲鳴が聞こえるようになってきた。北朝鮮主席代表の金桂寛外務次官が来日したのも、その一つだろう

▼別の会議への出席のためだが、真の目的は、同じ会議に出る米国代表に金融制裁の解除を迫ることだった。しかしあっさり一蹴されて、首領様への土産は買えずじまい。拉致被害者家族会が「何の誠意も見せないで、のこのこ乗り込んでくるとは」と同次官の来日に怒るのは当然として、本人の落胆も大きかろう

▼わが国には経済制裁など効果なしという意見もあるが、真に人道を考えるなら金政権の桎梏(しっこく)から国民を解き放つのが第一であり、その専制体制維持に必要な資金を断つ、つまり兵糧攻めが最大の攻略法であることは、米国の金融制裁が如実に物語っている

▼金王朝が最もおそれるのは軍の反乱であり、軍が特権にも優遇にも預からなければ、その不満は政権に及ぶ。そうした間接的支援こそ経済制裁であろう。北の国民が解放されれば、拉致問題も一気に解決する。

東海新報と言う名前ですが、岩手の新聞の様です。
まったくもって素晴らしいコラムです。
全国紙も見習ってほしいです。
ただ、金王朝後の北朝鮮は東ドイツなんかとはレベルの違う荒廃した状態で、立て直すのが大変そうです。


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