【News】1試合当たり38.2ファウル 韓国サッカー [その他News]
プロサッカー、過度な反則やファウルで魅力半減
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AUGUST 30, 2007 07:59
蒸し暑い中、2万2138人が訪れた28日の水原(スウォン)W杯競技場。ホームチームの水原三星(サムスン)が全南(チョンナム)ドラゴンズを相手に5連勝を狙い、前半序盤、先制ゴールを決め、客席のムードは盛り上がった。しかし、後半3分、全南のDF姜敏寿(カン・ミンス)が、水原の攻撃のかなめである李官雨(イ・グァンウ)を激しいタックルで倒し、ムードに水を差した。李官雨は交替されて病院に運ばれ、姜敏寿は退場となった。全南が数的な劣勢に置かれてから、試合の緊張感は目だって低下し、見る楽しみも半減した。
国内のプロサッカーでは同様のファウルのため、試合全体が駄目になるケースが頻繁に起きている。今季、レギュラーリーグの128試合が行われた28日現在、プロ14球団は合計4895のファウルを犯した。試合当たり38.2の割合。
専門家はプレミアリーグに代表される先進リーグに比べて、ファウルの数が多いだけでなく、これによる試合の遅延が問題だと指摘している。また、ボディーコンタクトが激しいサッカーの特性から、ファウルは避けられないものの、不要なファウルは減らさなければならないと主張している。
しかし、解決は簡単でない。済州(チェジュ)ユナイテッドのチョン・ヘソン監督は、シーズン前、冬季練習の時、選手らに不要なファウルをしないようにと特別に強調した。危険地域でのファウルは失点につながる確立が高い上、試合の楽しみも落とすという普段の所信からだった。
その効果のためか、済州は今季14球団の中で一番少ない試合当たり平均15.2のファウルを犯している。しかし、チームは11位と下位。チョン監督は「ファウルをたくさんするチームの選手が、勝負にさらに積極的な側面がある」と打ち明けた。
国内プロサッカーのファウル問題はさらに根本的には選手の個人技の不在と守備志向的なプレーによるという指摘もある。
慶南(キョンナム)FCの朴ハンソ監督は、「相手選手を引き離すか、または防ぐ能力がないため、反則をするしかない」と話した。
また、ハン・ジュンヒKBS解説委員は、「監督の話では『攻撃的サッカー』をやると言っているが、実際は勝つために守備中心の戦術を駆使しており、そのためファウルも多くなる」と指摘した。
国内リーグでの練習の成果を、国際試合で発揮しているわけですね。
http://youtube.com/watch?v=9z01lzwbICs
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