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【News】住居、職業があれば暴行してもO.K. by 福島県警 [その他News]

巡査部長が暴行、タクシー運転手入院…福島署逮捕せず
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070113i301.htm?from=main3

 福島県警高速道路交通警察隊の男性巡査部長(58)が11日、福島市で乗車したタクシーの男性運転手(46)と口論となり、後頭部を路面にたたきつけるなどの暴行を加えていたことが12日、わかった。

 福島署は巡査部長から任意で事情聴取したが、「証拠隠滅や逃走の恐れがない」などとして逮捕せず、公表もしていない。

 県警などによると、巡査部長は11日夜、市内で飲酒後、自宅に帰るため、タクシーに乗ったが、行き先の指示がはっきりせず、運転手と口論になった。午後11時50分ごろ、運転手に降りるように言われて、料金を払おうとしたが、運転手は受け取らず、巡査部長は腹を立てて顔を数回殴打。車外に引きずり出し、馬乗りになって後頭部を路面に数回たたきつけるなどした。

 巡査部長はそのまま走り去ろうとし、運転手は110番通報して約200メートル追いかけ、もみ合いになった。福島署のパトカーが到着し、運転手は病院に運ばれ、後頭部打撲などで入院した。

 巡査部長はこの日は非番で午後6時ごろから、所属係の新年会に出席。同僚5人と飲食店2軒で飲食後、さらに2人とラーメン店でビールを飲んだ。巡査部長は12日午前5時ごろまで署の事情聴取を受け、「飲み過ぎてしまった」と反省しているという。

 今泉満臣・同署副署長は逮捕しなかった理由を「事実を認めており、証拠隠滅の恐れがない。住居、職業があり、逃走の恐れもない」と説明。公表しなかったことについては、「任意捜査のため」としている。

(2007年1月13日3時2分 読売新聞)

相変わらず田舎の警察はやりたいほうだいですな。

と、思ったのですが、調べて見ると、逃げも隠れもしなければ逮捕されないのが原則のようです。
ただ、一般人は問答無用で逮捕されてしまうことが多いようです。

逮捕は逃亡および罪証隠滅の恐れがある場合に行われるので、逆に言えばそれらの恐れが無ければ本来は被疑者を逮捕する必要は無い。その場合は任意調べの後に、訴追相当と考えられれば関係書類をまとめて検察庁に送り、移管する。これを書類送検と呼ぶ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%AE%E6%8D%95

ちなみに『逮捕される≒有罪確定』ということも一応覚えておいた方がよいかもしれませんね。

関連エントリ

【News】身内の犯罪捜査は警察の名誉、士気にかかわるので出来ません。
http://blog.so-net.ne.jp/current_affairs/2006-04-25-1

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