【News】「日米図上演習の仮想敵国は中朝」 [軍事関係News]
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/03/01/20060301000001.html
「日米図上演習の仮想敵国は中朝」
米国と日本が23日から3月3日まで実施している図上演習(CPX)「キーン・エッジ」が、北朝鮮と中国を事実上の「仮想敵国」としていると産経新聞が28日報道した。
今回の演習は3月末からはじまる日本の陸・海・空自衛隊統合運用を前にして、統合部隊に対する命令と情報伝達、在日米軍との連絡調整などを主な目的にしている。両国は今回の訓練で日本を「青国」、米国は「緑国」、韓国は「茶国」、北朝鮮は「紫国」、中国は「橙(だいだい)国」、ロシアは「赤国」と色で表わしている。
今回の訓練はまず、北朝鮮が弾道ミサイルに燃料を注入する動きを米国が探知したという状況を想定している。米日両国は直ちに警戒態勢に突入し、在日米海軍と空軍、日本の海上自衛隊のイージス艦などが東海(トンへ/日本海)に対する監視体制を強化する。韓国情勢が緊迫するなか、韓国に滞在中の日本人の輸送命令が日本の航空自衛隊に下される。
韓半島(朝鮮半島)の動きに合わせて、東シナ海で中国の海軍艦艇と潜水艦、空軍偵察機などの活動が活発化する。これを受け、日本と中国が領有権を主張している無人島に中国の民間人と見られるグループが不法上陸する。
訓練のシナリオは次の段階として、中国の海軍艦艇と潜水艦による無人島周辺の日本領海への侵犯状況も想定している。海上自衛隊が海上警備行動に突入し、島の周辺で警戒している自衛隊の艦艇と航空機部隊が一斉に対処行動に移る。
日本は今回の訓練でこうした状況を想定し、総理官邸と海上保安庁、警察などが連絡を取る訓練を実施する。今回の訓練計画について、日本政府と自衛隊は「一切明らかにできない」との立場を示している。
朝鮮日報
Si vis pacem, para bellum.
平和を望むなら、戦争に備えよ。
Vegetius(作家、古代ローマ時代)
If you want peace, understand war.
リデルハート
スイス政府編纂「民間防衛」P235より
人類の幸福は、われわれにとって重要なことだ。われわれは力の及ぶ限りそれに貢献している。たとえば赤十字の活動、開発途上国に対する援助、戦争状態にある国の利益代表など。ところが、現実はこのとおりである。
それを知らないとしたら、われわれは、お人好しであり、軽率だということになるだろう。われわれを取り囲む国々が武装し続ける限り、われわれは国家の防衛を怠ることはできない。
☆参考図書☆
http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/files/rarebooks/64803.htm
スイスと日本 国を守るということ -「永世中立」を支える「民間防衛」の知恵に学ぶ
- 作者: 松村 劭
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
「これは講和などではない。ただ20年間の休戦にすぎない。」
――WWⅠ連合軍総司令官フォッシュ元帥(1919年、ベルサイユ平和条約締結の報を聞いて)
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