【News】パチンコ人口減少中。 [朝鮮玉入(パチンコ)News]
パチンコ業界ホールドアップアップ…遊技者も減少
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_10/t2007100124_all.html
ハイテク化で単価急騰&参加人口減少のWパンチ
人気アニメや有名人をキャラクターに起用するなど、ド派手な外観が目立つ最近のパチンコ台。ファンにとっては楽しめる一方、台を設置するホール経営者からは悲鳴があがっている。機能などがよくなった分、パチンコ台の価格も高くなり、新台導入のコストが格段とアップ。経営が成り立たずに閉店に追い込まれるケースが増えているためだ。パチンコ人口が年々減少する中、ホール経営者の苦難は続く。
「本日は全国の理事長が一緒に訪問し、ホールの切実な思いを伝えにまいりました」
全国のパチンコホール51組合で作る「全日本遊技事業協同組合連合会」(全日遊連)の山田茂則理事長は今夏、40人の傘下組合の理事長らとともにパチンコメーカー各社の業界団体とパチスロメーカーの業界団体を相次いで訪れ、要望書を手渡した。
要望書の最重要項目はパチンコ・パチスロ機の単価引き下げ。関係者によると、遊技機の価格は上昇傾向が続き、高いもので1台当たり50万円以上する機種もある。もちろん20万円未満の安いものもあるが、ホール経営者としては人気が高い高価格の機種を導入せざるを得ない状況という。
この結果、パチンコ・パチスロホールの中には閉店を強いられるケースが続出。昨年末には1万4674店あった全日遊連加盟店は、1万3000店まで減少した。
全日遊連は「ホールの経営が苦しくなれば、メーカーも含めたパチンコ・パチスロ市場の発展は望めない」と危機感を募らせる。
ただ、メーカー側にもおいそれと台を安くできないワケがある。「あるメーカーは2007年3月期の売上高が前期比19.9%減となり、別のメーカーも同7.8%の減収。メーカー側も楽じゃない」(関係者)のだ。
背景には「液晶画面の大型化やキャラクターの使用料、広告宣伝費などコストアップの要因には事欠かない」(別の関係者)という事情がある。
その一方で、04年7月に改正遊技機規則が施行されて以降登場してきた新基準機には、ファンから不満の声が多く出ており、特にパチスロ機では「儲かりにくくなった」という声が多い。
社会経済生産性本部が毎年発表している「レジャー白書」の07年版によると、パチンコ参加人口は1660万人で前年比2.9%減。1995年版の2900万人と比べると、4割以上の減少に見舞われている。
庶民の娯楽の“王様”として君臨し続けたパチンコ業界は、苦しい経営とファン離れのダブルパンチに悩まされている。袋小路から抜け出す“特効薬”は、今のところ見つかっていない。
久しぶりにさわやかなニュース。
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