【News】悪の親玉、世界に武器をばら撒く。中国 [軍事関係News]
イラン・北の大量破壊兵器 中国が拡散関与 米議会証言
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070714/usa070714000.htm
【ワシントン=古森義久】米国政府高官2人が12日、議会での公聴会で中国がイランや北朝鮮への大量破壊兵器などの拡散にかかわってきたとして、懸念を表明した。米国政府は中国国有企業がイランに売った兵器類がイラクやアフガニスタンでテロ勢力側に使われていることにとくに強く抗議しているという。
米国議会の超党派政策諮問機関の「米中経済安保調査委員会」は12日、中国の兵器などの拡散についての公聴会を開いた。
同公聴会で米国政府を代表して証言したデービッド・セドニー国防次官補代理は中国当局による核兵器や化学兵器のような大量破壊兵器、さらには通常兵器の拡散に関連して、中国政府が最近は米国の要請に応じて、国際的に拡散を防ぐ措置をとることに合意を表明しながらも、実際には「北朝鮮、スーダン、ビルマ(ミャンマー)、キューバ、ベネズエラなどを含む諸国に軍事転用可能な技術や通常兵器関連技術を提供することに意欲をみせてきた」と述べた。
セドニー氏はイランについては「ウラン濃縮とミサイル開発で周辺諸国だけでなく、ロシアや中国にも脅威を与えるようになった」との懸念を表明するとともに、イラクとアフガニスタンで米国やその同盟諸国の軍隊を攻撃するテロ勢力がイランと関係を保ち、イランから供与された中国製の通常兵器を使っている、と証言した。米国政府は中国政府に対しイランへの兵器輸出をやめることを求めてきたが、中国側はそれに応じていないという。
セドニー次官補代理はまた、米国政府が中国の国有企業など9社に対し、イランの弾道ミサイル開発に必要な技術や部品を輸出したとして制裁措置をとったが、中国側はまだイランへの同種の供与を完全にはやめていない、と証言した。
セドニー氏は「北朝鮮がイランや他の懸念を有する相手諸国へ軍事関連品目を輸出するために中国の港湾や空港を使ってきた」と証言し、中国当局が北朝鮮のそうした大量破壊兵器関連の輸出に協力してきたとして非難した。同氏は中国が長年にわたり、北朝鮮に弾道ミサイル開発のための部品や技術を供与してきた、とも証言した。
一方、ドン・マフリー国務次官補代理は中国がスーダンやシリアへの通常兵器を輸出していることを米側が懸念していると述べた。とくにスーダンでは、中国の兵器がダルフールでの大量虐殺に使われているという。
マフリー氏も中国の兵器がイランからイラク国内のテロ勢力に供され、米兵の殺傷に使われていることへの抗議を表明した。
(2007/07/14 08:13)
以前も同種の報告が米議会で行われていましたが、古森氏以外のレポートを私は見たことがありません。慰安婦議決は熱心に報道するんですがね。
関連エントリ
【News】大量破壊兵器、主要供給者は中国 CIAが断定
http://blog.so-net.ne.jp/current_affairs/2006-05-18
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