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【News】市民の大部分が9条を守りたいと考えている, 岡本三夫さん [念仏平和教News]

広島の発言2007:「第9条」もっと大切に--岡本三夫さん /広島
2月8日15時1分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070208-00000257-mailo-l34
 ◇広島修道大名誉教授・岡本三夫さん(73)
 76年、四国学院大に日本で初めて平和について考える平和学講座を開設した。約30年間で平和学は全国に普及し、現在講座は約50大学に設置されているという。  「ベトナム戦争中、新聞記事などを用いて学生と議論しているうちに、これを授業にできないかと思ったのがきっかけ。平和教育は小中学校では盛んだが、大学にはなかった。大学レベルにまで普及させることが、日本が将来戦争をせず、暴力のエスカレーションを避けることにもつながると思う。日本は唯一の被爆国でもあるし、世界に先駆けて取り組まなければならないと思った」

 05年3月、広島修道大を定年退職後も、名誉教授として週1回、同大学の教壇に立つ。だが最近は、学生との考え方の違いの大きさに戸惑うことが多い。  「以前は、学生と自分の歴史認識は共通している部分が多かった。ところがここ10年のうちに、テレビ番組や漫画の影響を受けて、授業内容に反発する学生が出てきている。たとえば韓国での植民地支配をテーマにすると、『でも日本は韓国の道路や港を整備するなど、いいこともした』と反論する。何のために整備したのかというところから説明しなければならない。こうしたギャップを埋めるのに苦労している」  大学での研究・講義と両立して、平和運動にもかかわっている。市民団体の「第九条の会ヒロシマ」世話人代表や「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」共同代表として、座り込みやデモ行動、シンポジウムに積極的に参加する。

 「理論と実践は車の両輪のように考えている。学問は世の中の役に立つものでなければならない。大学にこもっているだけでは、何のための学問かと問われることになる。また世間に出てさまざまな考え方を吸収することで、理論も進化すると思う」  近ごろ、憲法9条を守ろうと全国に草の根レベルで「9条の会」が広がっているが、「第九条の会ヒロシマ」の創設は一足早い92年。当時、現在のように9条改正の動きが現実味を帯びるとは想像もしなかった。

 「日本が60年以上戦争をせずにこれたのは、9条のおかげ。その歩みを今後もたどることが、世界の希望になる。憲法や教育基本法は理想をうたっており、それに近づくよう努力すべきなのに、改正して理想を現実のレベルまで下げようとするのは本末転倒だ。だが政府の考えに反して、市民の大部分が9条を守りたいと考えているのは、街頭アンケートや『9条の会』の広がりを見れば明らか。9条を世界に広めることが目標だが、当面は危機的状況にある国内で守っていかなければ」【田中博子】

 ■人物略歴
 ◇おかもと・みつお
 1933年、栃木県生まれ。四国学院大教授、広島修道大教授などを経て、05年4月から現職。米英の大学でも客員教授などを務める。「第九条の会ヒロシマ」では、9条を守り、ヒロシマのメッセージを世界に伝えるために活動を続けている。 2月8日朝刊

ぜひ岡本三夫さんには9条の素晴らしさを世界に向けて発信してくれることを願ってやみません。

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