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【News】中国、アメリカ近海でちゅうちゅう。米猛反発。 [中国による領土侵略News]

中国、フロリダ沖で油田開発…米が猛反発
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_06100522.cfm

 【ワシントン=貞広貴志】中国の国有企業、中国石油化工集団(SINOPEC)が、米フロリダ州沖のキューバ沿海で始めた石油試掘に対し、米議会などから「米国の資源を奪う可能性がある」「環境汚染を引き起こしかねない」と反発する声が上がっている。世界規模で資源確保に走る中国の旺盛な石油開発は、新たな米中摩擦の火種になりつつある。

 問題の海底油田は、1977年の米国とキューバ、メキシコ間の協定で、キューバの排他的経済水域(EEZ)となった海域にある。キューバ政府は鉱区を59に分け、カナダやインドなどの企業に開発を委託。中国とは、昨年1月に2国間合意を締結し、その後、SINOPECが試掘を始めた。

 事業の詳細は不明だが、米専門家によると、フロリダ半島の先にある群島フロリダキーズの南約80キロ・メートルの地点とされる。

 資源問題に詳しい民間研究機関「米安全保障政策センター」のフレッド・ステーケルベック研究員は、「米中が世界中で資源確保を競うなか、米国の目と鼻の先での中国の活動は、ワシントンをことさら刺激している」と分析する。

 米政府筋は「今のところ探査の段階で、大量の石油を産出している形跡はない」と静観の構えを見せつつも、「米国の海域からの採掘が確認されれば、決然とした外交措置をとる」と警戒感をあらわにした。

 米国側では環境保護上、本土から150マイル(約240キロ・メートル)以内の自国海域(メキシコ湾とアラスカ沖の一部海域を除く)で新規の油田開発を禁じている。また、対キューバ経済制裁のため、米企業はキューバ側事業には参画できない。結果として、米国のEEZにまたがる油田で、外国勢が資源開発するのを座視せざるを得ないのが現状だ。

 さらに、油田が深海部にあるため、技術水準の低い中国の油田から石油が漏えいする危険性も指摘される。中国が「傾斜掘削」と呼ばれる工法で、米EEZ内にある埋蔵資源を吸い上げることへの懸念すら聞かれる。

 こうした状況を受けて米上・下両院は、米本土沖の領海での油田開発などに道を開く法案を別々に通過させた。中間選挙のため、議会は先週末で休会に入ったが、選挙後の会期切れギリギリまで法案1本化を目指すことになった。

 法案の起草者ラリー・クレーグ上院議員は「中国が米国の裏庭で資源を確保しようとしているのに、米国自身は何もできない。この現状は間違っている」と述べ、法案が中国への対抗策であることを明確にした。

<メモ>中国石油化工集団(SINOPEC=シノペック)  中国石油天然ガス集団(CNPC)、中国海洋石油(CNOOC)と並ぶ、中国の3大国有石油企業の一つ。それぞれが世界各地で油田や天然ガス田開発やエネルギー企業の買収を積極的に行っている。このうち、CNOOCは東シナ海の日中中間線付近で、日本の抗議をよそに、ガス田開発を進めている。

(2006年10月5日 読売新聞)

「中国が日本の領海付近で資源を確保しようとしているのに、日本自身は何もできない。この現状は間違っている」っていう政治家は日本にいないんでしょうかね。

関連エントリ

【News】朝日の小森敦司、紙面で堂々アカのプロパガンダ。ガス田問題で。
http://blog.so-net.ne.jp/current_affairs/2006-09-21


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