【News】米雑誌の「世界十大独裁者」で胡錦涛が第6位にランキング [中国関係News]
http://www.roc-taiwan.or.jp/news/week/06/060221c.htm
米誌『パレード』が今年1月22日付で報じた「2005年世界十大独裁者ランキング」において、中国の胡錦涛主席が第6位にランキングされた。胡錦涛は前年の第4位から6位に後退したものの、依然トップ10にランキングされており、報道の自由を規制し人権を抑圧している独裁ぶりが国際社会において突出していることが浮き彫りになった。
同ランキングは、フリージャーナリストのデヴィッド・ワルチンスキー氏が、米・フリーダムハウスや国境のない記者団、アムネスティ・インターナショナルなど国際人権保護団体などからの報告を参考に選出しているもので、毎年その結果がパレード誌で紹介されている。
今回、第6位にランキングされた胡錦涛主席について、同誌は次にように報じている。「一部の中国人民は経済の自由化政策により豊かになったものの、1億5,000万人が依然最低賃金の条件下にあり、毎日の生活費が1ドルにも満たない生活を送っている。また、中国には政府を批判したとして25万人~30万人の知識人らが、審理も行われないまま労働改造キャンプに拘留されている。裁判にかけられる審理の95%が目撃者の証拠がないにも関わらず、罪状の確定は99.7%に達している。中国にはいまだに民営のテレビ・ラジオ局はなく、報道の自由も制限されている。このほか、政府による郵便物の検閲や電話、ファックス、電報の盗聴が行われている。2008年のオリンピック開催のために、少なくとも40万人の北京市民が移転させられることになっている」
以下は、2005年の世界十大独裁者にランキングされた各国の独裁者リストである。
第1位:スーダン バシール大統領
第2位:北朝鮮 金正日総書記
第3位:ミャンマー 軍事政権の最高実力者 タン・シュエ議長
第4位:ジンバブエ ムガベ大統領
第5位:ウズベキスタン カリモフ大統領
第6位:中国 胡錦涛・国家主席
第7位:サウジアラビア アブドラ国王
第8位:トルクメニスタン ニヤゾフ大統領
第9位:イラン 最高指導者ハメネイ師
第10位:赤道ギニア ヌゲマ大統領
胡錦涛は毛沢東などと比べると官僚的で、独裁者というイメージは薄い様な気がしますが、まあ、やってることは民主主義国家から見るとめちゃくちゃですので見事にランクインしたのでしょう。他のランクインした国はこれぞ独裁者というのがそろっていますね。
☆参考図書☆
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