【雑記】天晴れ！筑紫哲也News23

書店で、「天晴れ！筑紫哲也News23」という本を買って読んでみました。内容はネット(の一部)に精通していると結構知っている内容が多いですが、著者の詳細な分析には脱帽しました。初めての方にはかなり強烈かもしれません。帯と、あとがきが全てを物語っており秀逸ですw 　
ちなみに、著者は自称「プロ２ちゃんねらー」だそうです。

帯書きより

『筑紫のお得意の報道手法が、いわゆる「スルー」。

都合の悪いニュースを完全に無視し報道せず、無かったことにしてしまう技法である。最も有名なのは北朝鮮による拉致犯罪の完全スルーであり、特に中朝関連報道に関し得ては、このスルーが多用され、視聴者の判断に影響を与えている。』

あとがきより

『News23は劇薬である。噛めば噛むほど味があり、生活に潤いをもたらしてくれるが、しかし、劇薬であることにか変わりはない。なにも事前知識を持たずにNews23を服用した場合、極めて大きな副作用を生じる可能性が高い。不用意に子供に見せ続ければ日米の悪逆ぶりと未来の暗さに落胆し、北朝鮮に亡命しようと図るような人間に成長してしまうかもしれない。』

本書で取り上げられている、NHK　vs　朝日新聞における安部氏との伝説の対談はこちらでどうぞ↓
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200502151021.html

☆上記図書☆

天晴れ!筑紫哲也NEWS23 文春新書 (494)

• 作者: 中宮 崇
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2006/02/20
• メディア: 新書